代表初召集のMF森岡 背番号「10」 でもスタメンは不透明
札幌で合宿を張っているアギーレ・ジャパンの関心事のひとつに「背番号問題」があった。「エース番号10は誰が付けるのか」である。
ブラジルW杯で10を背負ったFW香川真司(25)は今回招集外。その間隙を突く格好で「“王様”本田圭佑が10番を強奪するのでは?」というあったが、代表初招集の神戸MF森岡亮太(23)の手にあっさりと渡った。
「招集メンバーの中でただ一人、所属クラブで10を付けているし、そもそもトップ下でプレーしている。背番号10のイメージ通りの選手、違和感はありません。それに、履いているスパイクがアディダスというのも大きい。日本代表の大スポンサーなので、アディダスの契約選手が10番を付けるのがひとつの前提です。ミズノと契約している本田は、香川がいなくてもチャンスは少ないのです」(スポーツ紙記者)
ともあれ、背番号10を与えられたことで森岡の注目度は急激にアップ。スポーツ紙も大きく扱いはじめたが、5日のウルグアイ戦にスタメン出場するかどうかはまた別問題。「非常に厳しい」とは現地で取材中のサッカージャーナリストの森雅史氏だ。