香川は今季も冷や飯? マンU「背番号26」の呪われた歴史
マンチェスター・ユナイテッドが、プレミアリーグ開幕戦(現地16日)で、まさかの敗戦を喫した。本拠地で行われたスウォンジー戦。後半8分のFWルーニーの同点オーバーヘッド弾もむなしく1─2でタイムアップ。地元開幕戦の敗戦は72年以来、42年ぶりの屈辱である。
ベンチスタートの日本代表FW香川真司(25)は、90分間ベンチを温め、FWナニ、MFフェライニの攻撃系選手が途中出場する姿を見送るしかなかった。
もっとも、開幕戦のベンチ入りはFWファンペルシーとウェルベック、MFバレンシアとキャリックの戦線離脱のおかげ。むしろベンチ入りできたことを喜ばないといけない状況だ。なぜなら、自身の実力不足とブラジルW杯前から不調を引きずっていること以外に、「背番号26の呪い」によって香川は窮地に追い込まれている――というありがたくない噂が、ネット上で拡散中だからだ。
「93年夏、練習生からプロ契約を勝ち取って背番号26を付けたDFキャスパーは、同年代の<花の92年組>と呼ばれたベッカム、ギグス、スコールズ、ネビル兄弟ら実力派のカゲに隠れ、まったく出番なし。90年代後半、イタリア代表GKタイービは在籍半年でお払い箱になりました。2000年代に入るとMFピュー、DFバーズリーが26を背負ったものの、ピューは在籍2季で、バーズリーは1季限りで解雇通告。香川の前に26番を付けたMFオベルタンは、2季在籍して11年春には放り出されました」(サッカー専門誌編集者)