SB秋山監督 V決定直後の号泣で現実味増す「今季で辞任」説

公開日: 更新日:

 なりふり構わぬ補強は、王球団会長も「お金をかけて補強するチーム編成はいびつなんだ。本当はこんなことはしたくなかった」とこぼしたほど。

 そこまでカネを使ったからには、2位以下をブッチ切って優勝しなければならなかった。それがヘルマン、ペーニャらを獲得したとはいえ、補強総額では、はるかに劣るオリックスと最後の最後までマッチレース。中でも9月下旬にはホームで楽天に4連敗を喫すると、球団事務所にはファンからの抗議の電話が殺到。中には「胴上げなんてするな!」と怒りをあらわにした者もいたという。

 8月中には球団内にあった秋山監督続投の声も尻すぼみ。冒頭の職員は「仮に続投要請があっても、本人は首を縦に振らんでしょう」と言ってこう続ける。

「秋山監督は典型的な九州男児。頑固な肥後もっこすで知られる熊本出身です。『嫌なものは嫌』とキッパリ言うし、地位に恋々とする性格でもない。リーグ優勝を決めたといっても、シーズン終盤に苦戦した責任は十分感じている。たとえ、日本シリーズに駒を進めて日本一になったとしても、腹を決めているのなら心変わりすることはない」

 どこぞの球団は、2位なら監督続投なんて甘っちょろいことを言っているが、秋山監督は潔く身を引きそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭