グリエル獲得は未知数…巨人が楽天退団のAJに“白羽の矢”
楽天のアンドリュー・ジョーンズ(37)が自由契約となり、他球団との交渉が可能になった。11月30日に締め切られた来季の保留者名簿から外れた。
来日1年目の昨季は4番として26本塁打、94打点。球団初のリーグ優勝と日本一に貢献した。しかし、今季は24本塁打、71打点と昨季を下回った。それでいて年俸4億円と高額だった。調査段階で二の足を踏む球団が多い中、“あの球団”が獲得に動く可能性が出てきた。球界関係者が言う。
「巨人です。これまでに決まった補強は、FAの相川と金城、新外国人投手2人。今年はチーム打率リーグ5位の貧打に泣いたのに『強打者』をまだ取っていない。だからグリエルなんでしょうが、なにしろキューバ補強は未知数ですから」
11月にグリエルが参加したメキシコでの大会を視察した巨人の球団関係者は見通しについてこう話した。
「(獲得の手応え?)交渉が複雑みたいで、来るのか来ないのか全然分からない状況なんです」
キューバ補強は期待してもアテにはできないというわけ。前出の球界関係者が続ける。