ロペスがDeNA入り クビにした巨人の選手が恐れる理由
■巨人にはイヤなデータばかり
今季、リーグ3連覇を果たした巨人は唯一、DeNAに11勝13敗と負け越した。38歳の金城をFAで獲得したのは、ベイスターズ一筋16年でチームの表も裏も知り尽くすベテランの経験をDeNA対策に役立てるという狙いもある。さらには、グリエル(30)の獲得を巡って、DeNAと熾烈な争奪戦を展開している真っ最中。残留を希望するDeNAが年俸3億円の複数年契約を提示しているのに対し、巨人は年俸4億円の複数年契約で対抗しているとみられ、DeNAの弱体化に目の色を変えている。
そんな中でのロペスの移籍。今季、横浜スタジアムで打率.333、5本塁打と活躍したロペスは昨季も.444、3本塁打を記録するなど、横浜スタジアムとの相性の良さも巨人にとってはイヤなデータだ。
「チームの勝利に貢献するために、やれることはすべてやることを誓います」
そう言ったロペスに巨人は何度となく煮え湯を飲まされそうだ。