球団幹部が異例の来日 マーリンズ入りイチロー「契約の中身」
今季はメジャーでも一、二を争う渋チン球団でプレーするベテラン外野手の契約の詳細が明らかになった。
マーリンズと1年契約を交わしたイチロー(41)。28日(日本時間29日)、米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が報じたところによれば、年俸は200万ドル(約2億3500万円)。これに打席数に応じた出来高払いが付く。300打席を超えれば出来高が発生し、50打席ごとに40万ドルずつ加算される。600打席をクリアすれば最大で280万ドル(約3億2900万円)のボーナスが支払われるという。
今季のイチローは年俸と合わせて最高で480万ドル(約5億6400万円)を手にできるものの、現実は厳しい。打席数が600に到達するには、ほぼ毎試合でスタメン出場しなければ不可能だからだ。
今季は「4人目の外野手」で主力のバックアップとしての起用が確実。左翼イエリッチ、中堅オズナ、右翼スタントンの主力が故障で長期離脱をしない限り、打席数は稼げない。控え外野手としてスタートした昨季はヤンキースで143試合に出場して打席数は385。今季も400打席に達しなければ、出来高は80万ドル(約9400万円)になる。