横峯さくら勘違い? 米ツアー“ドタバタ”デビュー招いた理由
■本人はシステムの違いを理解していたのか?
なぜこんなことになったのか。それは米女子ツアーのシステムにある。
米女子ツアーは日本ツアーとは違い、出場カテゴリーが細かく決められている。そもそも賞金シード枠も日本の50人に対して米は80人と多い。その他、過去の優勝者などを優先するため、出場枠が限られる試合では、「140位」のさくらはなかなか本戦に出られないのだ。
「日本なら最終予選会で40位前後なら、ほぼ全試合に出られます。米ツアーの予選会11位なら全部出られると勘違いして、1月の早い時期に渡米したのでしょう。本人もまさかこんな展開になるとは思っていなかったはず。日本と米国のシステムの違いを前もって調べていなかったようです」(ゴルフ記者)
今大会にはさくらの他にも、宮里藍、上原彩子、宮里美香が出場している。大会初日の続きは、2日目の午前8時から再開される。