「総仕上げの最終章」巨人・原監督が初めて語った“ポスト原”

公開日: 更新日:

「そういう状況にもかかわらず、原監督は泰然としていました。第1次政権を含めれば、今季で監督生活12年目。7度のリーグ優勝、3度の日本一を果たした。ある種の達成感から進退を念頭に置いているのかなというのは、こんな発言からも感じ取れました。契約最終年の今季に期する思いを聞くと、<去年までは父親(昨年5月に79歳で亡くなった貢氏)という大きな存在があった。自分にとってはお守りのような存在です。その父がいなくなり、どうやって戦っていくか、苦境に立たされた時に、どう判断、決断するか。新たな野球人生の始まりかなと思っているのと同時に、自分の野球人生の最終章の総仕上げというところですかね>と答えたのです」(駒沢氏)

 野球人生の「最終章」「総仕上げ」とは意味深だが、チーム関係者の間にこんな見方があるのは事実だ。

「今季、優勝してもしなくても、原監督は自ら身を引くのではないか。以前から<同じ人間が長く組織を率いると、硬直化を招く>というのが持論ですからね」

高橋由伸に特別な思い


 巨人の監督のなんたるか、その帝王学を誰につないでいくのか。原監督は冒頭の発言を含めて駒沢氏にこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も