代表落選の澤にメールで…この所業「なでしこジャパン」ならぬ「ひとでなしこジャパン」
監督と選手の人間関係で、もっともやってはならないことは、「本人に直接伝えずにトットと会見でメンバー外しを公言してしまう」こと。これをやると一気に監督の人望は下がる。権限を公的に振り回し、個人をないがしろにする行為。
沢穂希は女子サッカーワールドカップ優勝の立役者にして、ともに国民栄誉賞を受けた身。世代交代を説き、引導をいかにうまく渡すかも監督の手腕だろう。
名曲に対して恐縮なれど、「さとうきび畑」をちと替え歌で。
「さわわ、さわわ、沢わ、
広いピッチの片隅で、
沢わ、沢は、沢は、
取り残され抜けるだけ、
むかし海の向こうから、
球蹴りがやってきて、
女で世界一になったけど……、
沢を、沢を、沢を、
若い選手が出てきたら、
沢を、沢を、沢を、
何も言わず捨てるだけ」
ええい逃げるな佐々木則夫! それを「非情の掟」などと美化してはならぬ。名選手のメンバー外しから逃げるおまえの所業は、「なでしこ」ならぬ「ひとでなしこジャパン」である。
40過ぎればあちこちガタがきてトホホとなる男どもに比べて女36歳。持久力、体幹、判断力、いずれも男を凌駕し、人生絶好調を誇れる年齢だ。こうなったら沢穂希よ、男だって現役47歳がいるではないか。キングカズを抜け!