東京マラソンを見て、安保世代ジイサンの本音を代弁してみた
東京マラソンでぞろぞろ雨の中を数万人が能天気にジョギングするのを、テロ警戒の厳戒体制の中で孫をひしと抱きかかえて身を潜めている東京都在住、安保世代ジイサンの本音を想像する。
孫よよく聞け。周辺事態法の「周辺」が地域を示すから撤廃すべきと笑って述べる高村というアバタオヤジ。自衛隊の文官統制を廃止して制服組が実権を握る法案を出すと笑って述べる出戻り防衛大臣。
それはなあ孫よ。アジア侵略を「欧米からのアジア独立を手助けした」と正当化して知らぬ顔を決め込み、制服組のトップだったのをいいことに、何の根拠もない噂を信じて後藤健二さんの出自を言いふらすような稚拙な脳みその持ち主が軍隊を動かしてもオッケ~ということだ。
相変わらずアフリカ人がトップか? さもあろう。マラソンを走っておるアフリカ人の相当数は善良なイスラム教徒だ。それを都知事警視庁総出で警備しておるんだ。走りながら警備する警官もおるらしいぞ。警備する前に脱水症状になったら笑うがな。
いわば積極的平和主義の予行演習だ孫よ。まあ、委員会審議の最中に、何の根拠もないデマをヤジにする腐れ脳みその総理が言い出したことだから体のいい戦争ごっこだ。それへほとんど歯止めをかけられずにすり寄るのが、非イスラム教信者団体が支持する政党だ。どいつも学習能力のないバイキンばかりの国と成り果てようとしている、と言えばバイキンの学習能力に失礼か。