監督の意に反し故障者続出の巨人 OBが指摘する意外な原因

公開日: 更新日:

「ケガ人がこれだけ続出するのは、ただの偶然とは思えませんね」

 巨人OBで評論家の高橋善正氏がこう言う。

 27日の開幕を前に野戦病院と化す巨人の現状を「異常ですよ」と嘆くのだが、ジャイアンツ球場で全体練習を行った16日にもまた故障者が出た。

 絶対的セットアッパーの山口が「背中の張り」を訴えて別メニューとなると、打撃コーチ兼任で前日は4番も務めた高橋由まで「体調不良」のため、練習前に帰ってしまったのだ。高橋氏が続ける。

「前日は今季から主将を務める坂本が『右足の張り』でオープン戦を欠場した。違和感とか張りとか、あいまいな言葉で試合や練習を休むことが多過ぎますよ。キャンプからの疲れが出る選手はいるだろうが、開幕直前のこの時期は、大事な追い込みの期間でもある。原監督はこれまで『痛い痒いと言わない強い選手をつくりたい』と言っていたにもかかわらず、今年は痛い痒いが激増しているのが気になる。リーグ3連覇中の油断なのか、選手の心にスキがあるのは否定できないでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出