10代の新顔も ハリル日本代表「サプライズ招集」候補の名前
日本代表新監督ハリルホジッチが、初めて采配を振る27日のチュニジア戦(大分)。19日に代表メンバーが発表されるが、サッカー協会技術委員会の霜田技術委員長は「最初から監督のカラーが出るんじゃないでしょうか?」とサプライズ招集を予告した。
「就任してJリーグ第2節・FC東京―横浜M戦を現地視察した以外に開幕戦を含めてJ1、J2全試合を映像でチェック。海外組と技術委員会の推薦メンバー計22、23人がベースとなるが、さらにハリルホジッチ監督が自ら選んだ選手7、8人が加わるはずです」(サッカー記者)
攻撃陣では、川崎フロンターレ所属選手の名前が取り沙汰されている。14年10月、アギーレ前監督に初めて代表に招集された小林悠(27)。機敏な動きで相手DFの背後を陥れ、シュートに持ち込むプレーが持ち味だが、開幕戦(横浜M戦)の1ゴール・1アシストがハリルホジッチの目に留まったともっぱらだ。
「プレー自体の幅が広がり、サイドアタッカー以外にワントップもこなせる。昨年の代表招集に刺激を受け、意識の面でも向上した。川崎の風間監督に聞くと『苦手のトラップをどうやってレベルアップさせるか、自分自身で考えながら課題に取り組むようになった』と高評価している。代表の正ワントップFW岡崎の代わりも務められる選手です」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)