メジャー投手が続々肘故障 ブルワーズはなぜ極端に少ない?

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 メジャーで肘を故障する投手が相次いでいる。

 16日(日本時間17日)にはメッツの先発右腕ウィーラーが右肘靱帯を断裂。インディアンスは先発右腕フロイドが骨折した右肘の肘頭の手術を受けると明らかにした。他にもナショナルズの最多勝右腕(13年)ジマーマン、フィリーズのサイ・ヤング賞左腕リーらダル以外にも実績のある投手に肘の故障が発覚した。今後の検査結果次第ではトミー・ジョン(腱の修復)手術を受ける可能性のある投手もおり、オープン戦にもかかわらず現時点で計7人の投手が離脱する異常事態だ。

 今では、肘にメスを入れる投手は珍しくなくなったとはいえ、極端に少ない球団もある。

 かつて青木(現ジャイアンツ)が在籍した(12~13年)ミルウォーキー・ブルワーズだ。米スポーツ専門サイトの「SBネーション」は16日、過去10年間でトミー・ジョン手術を受けた球団別の人数を掲載。ブレーブスの14人が最多で、メッツ、アスレチックスが12人で続き、ブルワーズはメジャー最少の2人。08年のカプアーノ(現ヤンキース)、09年のリスキー(11年に引退)だけだ。

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