代表で復調もドルトでさっぱり どっちが香川の“本来の姿”か

公開日: 更新日:

 そんな香川も、新監督ハリルホジッチの初采配試合となったチュニジア戦では後半15分に登場すると、スピードに乗った変幻自在のドリブル、トップスピードから繰り出す絶妙スルーパスで随所に見せ場をつくった。

 もっとも「復調傾向の香川にハリルホジッチもひと安心だが、どこまで信用していいのか不安は尽きない」とサッカー関係者がこう続ける。

「リーグ連覇の立役者だった頃の香川は、シーズンを通して好不調の波が少なく、安心して起用できた。ところが、現在の香川は振幅が激しく、ドルトムント内部から『3試合不調・1試合好調・3試合不調……の繰り返しなので使いにくい』という声が出ている。ハリルホジッチ采配2試合目のウズベキスタン戦は前半1点、後半4点の大量点で見逃されがちだが、先発した香川は前半こそ相手エリアでボールを20回受けて攻撃陣を差配。ところが後半序盤に2回受けると以後、流れに乗れなくなって、後半24分にベンチに呼び戻されている」

 香川の完全復活は、まだまだ先の話なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭