サブ組が期待応えた 川澄&菅沢の活躍でなでしこ決勝T進出
みんな心の中ではそう思っているのだろう。
女子W杯で連覇を目指す女子日本代表(FIFAランク4位)が12日(日本時間13日)、1次リーグC組第2戦でカメルーン(同53位)と対戦し、2-1で降した。C組2位以内を確定し、16強による決勝トーナメント進出を決めた。
16日(日本時間17日)には、エクアドルと戦うが、今後に向けて気になるのは、初戦のスイス戦で左足首を骨折して無念の離脱となった安藤梢(32)の代役だ。
戦列を離れた安藤は、優勝した前大会はFWで全6試合に先発出場。現在は、体格が大きく、あたりも強いドイツ1部リーグのフランクフルトに所属し、先月は女子CLで優勝。欧州の頂点に立った。
カメルーン戦で先制点をアシストしたMF川澄奈穂美(29)、2点目を決めたFW菅沢優衣香(24)らが今後、世界と伍してきた安藤の穴をどこまで埋められるか。
■「ケガをしろ」と念じて小石を…
こんな話を思い出す。絶対的な主力選手が健在なら、準レギュラーが先発起用される可能性は低い。だから控え選手というのは、ベンチで「頑張れ!」と声援している時もレギュラーの故障を願っているもの。