LPGAも厳しい目 アマ新垣比菜の成長阻む父親のコーチング
【スタンレーレディス】
新垣比菜(16)、勝みなみ(17)、永井花奈(18)……ツアーを盛り上げているのは、二流女子プロよりもよっぽどネームバリューのあるアマチュアたちだ。
勝は昨年ツアー初優勝を遂げ、永井は昨年日本女子オープンの日本人最高成績だった。そして新垣は今年3試合連続トップ10入りと、プロ顔負けの活躍を見せている。
今大会にも3人そろって出場しており、初日は新垣が1アンダー15位タイ、永井がイーブンパー32位タイ、勝は4オーバー74位タイだった。
ところが女子プロ協会は、新垣のプレーに厳しい目を向けている。
「キャディーのお父さんが、ミスするたびに、その場で何度も素振りをさせるのです。それでプレーが遅くなっているのを問題視しているようです」(ツアー記者)
新垣は、今季下部ツアーで優勝しており、レギュラー出場は今大会で10試合目。いつもバッグを担ぐ父親の博昭さんは、地元沖縄でゴルフインストラクターをしており教え子が多い。だから新垣も「生徒に教える時よりも何十倍も熱くなるから嫌」「ケンカは結構多い」と、キャディーの父親に反抗しているようだ。