韓国女子は10代で大活躍 アマ勝みなみに待たれるプロ転向
【ミヤギTV杯 ダンロップ女子】
最年長シード選手の表純子(41)が初日から首位の座を譲らず、完全優勝で2年ぶり4勝目を挙げた。
その表と最終日最終組を回り、注目を集めたアマチュアの勝みなみ(17)は、6位タイ。今季2度目のトップ10入りを果たした。
「大山さんと表さんのプレーを近くで見ることができたので、すごくいい経験になった」(勝)
勝は昨年4月、史上最年少の15歳でツアー優勝したが、学業を優先してプロ転向を見送った。その後もアマ出場し、昨季は8試合でプロなら2226万6142円相当の成績を残した。
そして今季は12試合(2試合予選落ち)、972万4000円相当(ランク62位)の活躍を見せている。
海外では、10代でのプロ転向は珍しくない。例えばリディア・コ(18)は、アマチュアだった2012年、16歳で米ツアーの史上最年少優勝記録を更新。その年、プロに転向し、14年には史上最年少で獲得賞金100万ドルを超え、今年9月には「ザ・エビアン選手権」で最年少メジャー制覇を達成した。現在はツアーに参戦しながら、高麗大学のオンライン講座で心理学を専攻する。