右肘“ねずみ”除去手術成功でも消えない田中将の故障不安
実際、今季の田中の投球内容を振り返ったメジャーの大物OBからは故障を懸念する声が相次いでいる。今季終了後には今年1月に野球殿堂入りした通算219勝右腕のペドロ・マルティネス氏(元レッドソックス他)が「どこか痛めていると自分自身にストップをかけてしまい、思い通りの投球ができなくなる。故障している投手によくある現象だ」と指摘。今季25被本塁打と一発が多かったことにヤンキースOBのゲーリー・シェフィールド氏は「制球ミスが多い原因は故障にあるのかもしれない」と技術的なことより右肘の状態を不安視している。
田中は来季も右肘の状態を見ながらの慎重な登板を強いられそうだ。
▽田中のコメント
「キャンプには万全の体調で臨めるよう、しっかりリハビリに励みたい」