流行語大賞「五郎丸ポーズ」ではなく「トリプルスリー」で良かった
師走の流行語大賞。あまり好きではない。年末の風物詩みたいに、流行りすたりをあじゃくじゃこねまわして「大賞」を選ぶあぶくどもの騒動なんざ、まとめて可燃ゴミに出したい気分だ。燃せも埋めもできぬ核のゴミをどうするかはうっちゃらかすくせしやがって、どうすんだよ?
だいいち一年のあまり早い時期に話題になると、暮れの選考期にゃとんと忘れられて見向きもされないのが流行り言葉だ。一発芸人の間では「年の初めに一発芸を流行らせるな」という不文律があったりして。
流行語なんだから「言葉」でなくてはならない。ぶっ飛んだのは「五郎丸ポーズ」。そりゃ「言葉」じゃなくて彼の「ルーティン」だ。「五郎丸ポーズ」とは別に「ルーティン」というのもノミネートされていた。1個にせいよおまえたち!
選考委員とやらが言葉を扱うプロだと自負しているなら、もういっぺん自分の脳みそを鍛え直せ。アホが言葉のプロを名乗るとこういう間違いをしでかす。大賞に選ばれたのが「トリプルスリー」で「五郎丸ポーズ」じゃなくてよかった。選ばれでもして、本人が授賞式で、