復活期す“策士”西岡 「攻撃的2番」起用で金本阪神怖さ倍増

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 西岡は昨季、19試合で2番に座っている。「攻撃的2番になりたい。時に面白いこともしたい」と話したこともあった。

 クセものの西岡は、2番に座った06年WBCのキューバとの決勝戦で、1点リードで迎えた九回1死一塁でプッシュ気味にセーフティーバントを決めて好機を拡大、その後の大量点につなげた。

 14年の日本シリーズではラインの内側を走って走塁妨害になったように、やり過ぎで裏目に出ることもあるが、相手チームに何をやってくるかわからないと思わせる策士でもある。2番に置けばおもしろい選手だ。

 西岡と二塁を争う上本は昨季12失策と守備に課題があり、好守の大和は貧打でベンチの策は限られる。

 実は崖っぷちの西岡が、金本阪神のキーパーソンになるかもしれない。

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