カットマンに有利 卓球日本に「中国製ボール」という難敵

公開日: 更新日:

 卓球団体の世界選手権(28日開幕=マレーシア・クアラルンプール)で2大会連続の表彰台を目指す女子日本代表に意外な難敵が浮上した。

 22日は男女代表が世界選手権に向けた練習を公開。女子は予選リーグ最大のライバルとなる北朝鮮の左打ちとカットマン対策を入念に行った。

 前回大会(14年)は福原愛(27)を故障で欠きながら2位。福原に代わってエースとしてチームを牽引した石川佳純(23)は「(予選リーグは)北朝鮮戦が一番のヤマ場。左打ちとカット選手への準備はしっかりできたと思う」と手応えを口にしたが、不安はある。

 国際卓球連盟は14年にボールの規約を改定し、材質をそれまでのセルロイド製からプラスチック製に替えた。プラスチック素材の球は質が悪く、軌道が安定しないという。中でも、今大会で採用される中国メーカー製は特に品質にバラつきがあり、カットの揺れなども不規則になり、カットマン有利になるそうだ。

 日本は中国、北朝鮮に加えて粗悪な球との戦いも強いられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭