GK川島9カ月ぶり代表復帰でハリルJに“不協和音”鳴り響く
ロシアW杯2次予選の残り2試合(24日・アフガニスタン戦、29日・シリア戦=埼玉スタジアム開催)の日本代表メンバー24人が17日、発表された。
注目はスコットランド1部ダンディーでプレーしているGK川島永嗣(32)だ。15年5月にベルギー1部リエージュを退団した後、同6月16日のW杯2次予選・シンガポール戦を最後に日本代表から遠ざかり、今回が約9カ月ぶりの代表復帰となるからである。
リエージュを離れてからベルギーのクラブ、イタリア・セリエBのクラブ、あと日本代表FW岡崎慎司(29)がプレーしている英プレミア・レスターなどの練習に参加したが、契約にまで話がまとまらず、昨年末にようやくスコットランド1部ダンディーと契約を交わした。
日本代表ハリルホジッチ監督は、川島の経験値の高さを高評価。無所属の間も川島サイドと常にコンタクトを取り、所属先が決まった時点で「代表に呼び戻す」ことが既定路線となっていた。
「川島は、超の付くスーパーセーブを見せた次のプレーで想定外の凡ミスを犯すこともあり、代表チーム内から『エイジさんは安定感が……』という声も聞こえてきた。しかし、欧州組選手を“2割増し”で評価するタイプのハリルは、所属先が決まった時点でレギュラーは川島と決めているようです」(マスコミ関係者)