シリア戦では“天才” 調子に振幅の香川に「W杯のトラウマ」
香川は13年6月のブラジルで行われたコンフェデ杯のイタリア戦で同じような場所から、やはり同じような左足ボレーシュートを決めている。強豪相手のスーパーゴールは世界中から称賛され、メンタル的にひ弱い香川も「これを契機にひと皮もふた皮もむけるだろう」と言われたものだが、結局その後もパッとしなかった。シリア戦のゴールがイタリア戦でのゴールと酷似している分、これから香川が日本の大黒柱になれるのか、微妙と言うしかない。
「香川完全復調」はまだ先なのか、それとも永遠にやって来ないのか――。