フジサンケイ昨年Vの藤田光里に付きまとう“不名誉な称号”
【フジサンケイクラシック】
昨年のこの大会でプロ初勝利を挙げた藤田光里(21)。大会初日は2アンダー19位発進と冴えなかったが、2日目はスコアを3つ伸ばし、5アンダー10位タイにつけた。
藤田は北海道女子アマを5連覇し、「期待の大型新人」と注目され、プロ1年目からシード権を獲得。2年目の昨季はプロ初勝利とトントン拍子のプロ人生を送っていた。ところが優勝した瞬間、帯同キャディーと抱き合ったのがケチの付きはじめ。その後の「ブリヂストンレディス」ではプロアマ中にその帯同キャディーと大喧嘩し、キャディーは2試合の職務停止処分、藤田もLPGA(日本女子プロゴルフ協会)から注意処分を受けた。
しかし、それだけでは終わらなかった。翌週のリゾートトラストレディスを左手手首痛を理由に欠場しながら、大会期間中にもかかわらず、翌週、試合が行われるヨネックスレディス会場で練習。これがLPGAにバレて、またも大目玉を食らった。
その際、藤田は自身のブログで「あー、(女子プロが)海外に行く意味が分かる気がしてきた」とノーテンキな本音を漏らし、これが協会関係者の神経を逆なでした。