横峯さくら エースキャディーの不在は“夫の口出し”が原因
【ANAインスピレーション】
初日3オーバー88位タイと出遅れた横峯さくら(30)。2週前から新キャディーを採用したが、うまくコミュニケーションが取れていないようだ。
日本ツアーで申ジエの専属だったフランス人のフロリアン・ロドリゲスだが、それまで横峯は試合ごとにハウスキャディーを起用して戦ってきた。
「私がキャディーを探していたタイミングと合った」(横峯)と、ツアー会場で雇い主を探していたロドリゲスと新たにコンビを組んでメジャーに臨んだのだ。
プロにとって有能なキャディーがそばにいるか、いないかで、成績は大きく変わる。ピンまでの残り距離やグリーン形状、風向きなど的確な情報がなければプレーに集中できない。
そればかりでなく、キャディーは選手を勇気づけたり、なだめたり、愚痴を聞いたりとプレー中の唯一の相談相手だ。
だからこれまで専属キャディー不在の横峯は今季トップ10入りが一度もなく、米ツアー賞金ランク52位と冴えなかった。