また韓国勢上位独占 国内女子プロは「外国人枠」の転換期

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 優勝賞金は3日間大会最高の2160万円。最終組の3人だけで今週は4056万円も稼いだ。

 ちなみに、主催者がほけんの窓口に変わった2013年大会から4年連続で日本人プロが勝っていない。

■「日本人プロを甘やかしているようにしか見えない」

「僕がスポンサーだったら、日本人プロが勝てない大会の主催から降りますよ」と作家の三好徹氏がこう続ける。

「いくらプロアマ戦で取引先が喜んでくれて、大会開催費が宣伝費に比べて安いとはいえ、とても主催企業にいい影響を与えるとは思えない。毎週、テレビをつければ上位にいる日本人はわずか。そんな試合を延々見せられて、企業イメージや商品宣伝をしても、いい気分にはならない。日本人選手が弱いな、試合内容もくだらないなぁと思っているときに、勝った韓国人プロが高額賞金と高級外車をもらって、たどたどしい日本語で『ありがとうございます』と頭を下げている映像を見せられて、一緒になって喜ぶ視聴者はほとんどいないでしょう。大会スポンサーも、視聴者がどう思っているのか、プロアマ戦だけうまくいけばいいのか、大会の仕組みやあり方について女子プロ協会と話し合ったほうがいい。現状は、日本人プロを甘やかしているようにしか見えない」

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