競り合いに強さ リオ代表CB植田はヘディングで家が建つ?
身長180センチながらポジショニング、タイミングの良さで屈強な外国人選手に空中戦で競り負けることはまれだった。その秋田の口癖は「ヘディングの強さを武器にJ1で14シーズン、日本代表9年間で44試合に出場。お金を稼いで家を3軒建てた」。植田もこれからエアバトルで相手選手をブッ飛ばし、秋田先輩のように家を何軒も建てることができるのか?
「強さ、高さ以外に《ケガに負けない強靱なカラダ》も植田の持ち味のひとつ。ハードなプレーで流血なども多いが、ケガや故障、オーバ―ワークなどがないところが“買い”です。リオ五輪でアピールして海外で活躍すれば、日本代表の主軸に成長する可能性を秘めています」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)
植田は、英プレミアの名門アーセナルに引き抜かれた五輪代表FW浅野拓磨(21)に対して「彼の移籍に刺激を受けない選手はいないでしょう」という表現で敵愾心をむき出しにする。リオ五輪で植田の渾身のエアバトルが見ものである――。