腰に不安の石川遼 “6年ぶり首位発進”は完全復活の兆しか

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【KBCオーガス】

 予選落ちだった7月の日本プロ以来、約1カ月半ぶりに試合に出場した石川遼(24)が、初日トップに並んだ。

「アイアンが良くなりました。パットもラインがいい感じでイメージできた。ドライバーは2、3回しかFWに行ってませんが、数字以上に手応えを感じているし、振り切れている」(石川)

 首位スタートは実に6年ぶり。とはいえ、6アンダー首位には8人がひしめく大混戦。腰椎ヘルニアで米ツアーを離脱して国内で治療を続けており、「体と相談しながら打てている」と言う石川はこのまま4日間、調子をキープできるのか。

 現地で20年近く、ラウンドリポーターを務めた評論家の早瀬利之氏がこう言う。

「コースは玄界灘沿いの北斜面にレイアウトされ、海風は湿気をたっぷり含んでいて重い。しかも過去3回も、悪天候で3日間に短縮されるなど、気象の変化が激しく、スコアメークは難しくなる。初日は風速1・3メートルと風が吹かなければコース設定もやさしいから、好スコアが続出するのも当然です」

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