腰に不安の石川遼 “6年ぶり首位発進”は完全復活の兆しか
石川の場合、試合勘と体力的な問題もある。7月の復帰戦は予選落ちで、米ツアーを含め、今年に入って1度も4日間ラウンドしていない。
「ラフにつかまると腰に負担がかかり、疲労が蓄積すれば、スイングにも影響が出てくるでしょう。決勝ラウンドはピンポジションが厳しくなり、グリーンの芝は姫コーライで、厄介です。インパクトがゆるめば芝芽に負けてしまうこともある。もっとも、コースも選手層も米ツアーに比べたらノンプレッシャーですから、初日の好スコアもアテになりません」(前出・早瀬氏)
レベルの低い日本ツアーで首位発進したからといって満足しているようでは、ハイレベルな戦いが求められる米ツアー復帰など夢のまた夢である。