巨人の内情を熟知 “先輩”村田はベイ山口決断のキーマン

公開日: 更新日:

 巨人はFA選手に対して、最初は三顧の礼で迎える。ただ、それは必ずしも長続きしない。活躍し続けない限り、二軍で塩漬けにされることもあるシビアな球団だ。13年オフにFA入団した大竹寛(33)は、広島で11勝、10勝と2年連続2ケタ勝利を挙げた実績がありながら、巨人では9勝、3勝ときて、今季は6勝。長い二軍生活を強いられた。

 山口も他人事ではない。今季は11勝5敗でも、前年の15年は3勝6敗。絶対的なエースではないだけに、本当のところはどういうチームなのか、気になって当然と言えば当然なのだ。

 スポーツ紙には「3年総額6億円超」などと派手な数字が躍る。もし山口が巨人入りを決めた際には、球団は村田にも相応の「仲介手数料」を払う必要がありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…