イ・ボミも心配? 少女像で気になるスポーツの日韓関係

公開日: 更新日:

 昨年末から連日報じられている韓国・釜山の日本総領事館前に新たに設置された、慰安婦を象徴する少女像。両国の間に「トゲ」のように刺さったままだった旧日本軍の従軍慰安婦に関する問題については、平成27年12月28日の日韓外相会談で、「最終かつ不可逆的な解決」とし、日韓両政府で合意された。これにより、日本政府は韓国が元慰安婦支援のため設立する財団に10億円を拠出したわけだが、両国外相の共同発表からわずか1年で、韓国内では「10億円返すから、合意は無効にしろ」との声が日増しに高まっている。

 本来スポーツは、政治の影響を受けるものではないが、この問題がこじれることにビクついているのが、女子プロゴルフの関係者だという。

 今や国内ツアーは38試合まで増えて、賞金総額(37億1500万円)は5年連続過去最高額を更新。まさに全盛期だ。

「その人気を支えているのは、美人プロのイ・ボミです。ゴルフ誌は彼女が表紙だと売り上げが増加するというし、彼女の笑顔見たさに試合会場にやってくるギャラリーは少なくない。大会前夜祭ではプロアマ戦の出場者らに笑顔で記念撮影に応じ、どこでもモテモテです。目を見つめながら握手された企業のお偉いさんたちは一発でイ・ボミのファンになる。イ・ボミ以外の韓国選手も実力があってサービス精神が旺盛ですから人気がある。大相撲のモンゴル勢ではないが、近年の日本の女子ゴルフも韓国選手への依存度が高い。女子プロ協会は今年、創立50周年。記念すべきシーズンですから、『慰安婦問題がこじれにこじれて韓国選手が日本ツアーを欠場するなんてことになったら大変』という声も一部から出てきたのです」(テレビ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース