本業で窮地も…ピッチ外で注目を集める本田圭佑の“悪癖”
12年9月、一部スポーツ紙が「本田 竹島など緊急激白」という記事を1面にデカデカと掲載した。政治的に微妙な題材だが、本田は「オレは愛国心が強い」「自分の国を愛しているか? という気持ちをくらべると日本は韓国よりも劣ってるんじゃないか?」などと話し、政治について「オレにも政治を語る資格がある」「日本にはリーダーがいない」などとコメント。普段はスポーツ選手が避けて通る話題に切り込んだ! と評判を呼んで本田株が高騰した。
「当時の本田は、ロシア1部のCSKAモスクワでプレー。欧州4大リーグの英プレミア、セリエA、スペイン、独ブンデスリーガに移籍したいのにオファーがなく、このまま欧州サッカー辺境の地・ロシアに埋もれてしまうのでは……と危機感を募らせていた時期だった」(マスコミ関係者)
現在の本田の立ち位置は「攻撃的右サイドの2番手」。売り出し中の23歳FW久保裕也(ヘント)の陰に隠れ、サブ要員である。講釈を垂れるのもいいが、ピッチでも目立たないとカッコ悪い――。