女性職員にセクハラで辞任 リトルなでしこ楠瀬監督の素性
13日にウルグアイで開幕する女子U―17(17歳以下)W杯に出場する日本女子代表(リトルなでしこ)に激震が走った。
W杯前の国内合宿初日の昨1日、楠瀬直木監督(54=写真)が、JFA(日本サッカー協会)女性職員に対する“セクハラ”で辞任したのだ。
「昨年6月、今年9月に業務の出張中に屋外で不適切な行為があり、10月31日付で監督から辞任届をいただき、本人の意向を尊重して受理した」(須原JFA専務理事)
楠瀬前監督はJFA女性職員に対して「お疲れさま」という意味でハグしたとJFAのヒアリングに答えたという。それにしても、たとえば佐々木則夫なでしこジャパン前監督と比べるまでもないが、知名度が低過ぎて「楠瀬って誰?」という人も少なくないだろう。
東京都出身。帝京高から法政大を経て読売クラブへ(現東京V)。JFL本田を最後に引退。Jリーガー歴はない。東京Vのユース監督を経てJ2町田入り。監督代行を2度こなし、2015年にJFAに出向してリトルなでしこ監督を務めていた。