J・スピースがドタバタ優勝 終盤猛攻は“グリーンの怪物”

公開日: 更新日:

 M・クーチャー(39)との一騎打ちはJ・スピ―ス(23)に軍配が上がったが、メジャー3勝目はドタバタだった。

 前半はショットがブレて3打スコアを落とし、2人は通算8アンダーで並び折り返す。最大のトラブルは13番。第1打を右へ大きく曲げた直後に頭を抱えた。ボールは深いラフに入り、目の前には10メートル以上の高いマウンドがある。グリーンを狙えずアンプレアブルを宣言したものの、後方のドロップ地点には用具メーカーのバスが連なりクラブが振れない。救済を受け、練習場にドロップした。ここまで20分以上も要したが、スピースは冷静だった。ピンまでは約260ヤード。3番アイアンで右のガードバンカー手前でまで運び、アプローチを2メートルに寄せてボギーで収めた。

 このボギーで初日から守ってきた首位の座をクーチャーに明け渡すと“スイッチ”が入った。14番で1・3メートルのバーディーパットを沈めて首位に並び、15番はピンまで257ヤードの第2打を手前8メートルに乗せてイーグルを奪い再び単独首位。16番7メートル、17番も2メートルのパットを決めて14番からの4ホールで5アンダーの猛反撃で逃げ切った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭