松山4連続含む7バーディーで首位T 主催者の思惑はね返す

公開日: 更新日:

 協会の2015年収入によると放映権料(全米プロ、ライダーカップ、全米シニアプロ)が1億1405万ドル(約125億4550万円)、ビジネス開発部門1915万ドル(約21億650万円)、メンバー会費240万ドル(2億6400万円)、ゴルフ場運営1635万ドル(約17億9850万円)の1億6345万ドル(約179億7950万円)。つまり収入の7割近くを放映権料が占めている。

「世界中にゴルフを普及させたい全米ゴルフ協会(USGA)や全英ゴルフ協会(R&A)、さらにマスターズ委員会も露骨に米国人プロをひいきにすることはできないのですが、米国のプロゴルファー団体の主催競技ということもあって人気のある米国人プロ優先の組み合わせになったのです」(前出の吉川氏)

 松山がメジャー初優勝に近づき、思惑が外れた全米プロゴルフ協会は困っているはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動