周囲が口止めか? 稀勢の里「ケガはすでに完治」の怪情報
■ファンを失望させないために
週刊誌では稀勢の里の主治医が「ケガは治っている」と断言しているが、本人は口を閉ざしたまま。
若乃花以来、19年ぶりに誕生した和製横綱が「本当は弱い」とバレてしまっては、ファンを失望させかねない。ケガを前面に出しておけばそれが言い訳になると、確かに筋は通っている。
だが、稀勢の里が万全の状態だとしても、いつまでもごまかせるわけではない。フィジカルトレーナーの平山昌弘氏も、7月26日付の本紙で「下半身に比べて上半身は知覚神経が発達している。完全に治ったと言えるまで半年かかる」と話している。左腕と左胸のケガは3月場所中に負ったもの。9月場所でちょうど半年となる。
実はまだケガを抱えていたとしても、中途半端な状態で9月場所に出場し、また途中休場となれば、それこそ大問題。白鵬とは正反対に、自分の状態すら把握できない横綱ということになる。
いずれにせよ、9月場所に出るつもりなら、稀勢の里は覚悟を決めるべきだ。