大会新連発 広陵・中村奨成はプロでも清原を超えられるか

公開日: 更新日:

「中村はスイングの軌道に問題があるように見えた。あのスイングだと木のバットになったときに苦労する気がします」とは、甲子園のネット裏にいた在京球団のあるベテランスカウトだ。

「プロが使う木製バットは、ヘッドを走らせるようなスイングをしなければ打球が遠くへ飛んでいかない。ヘッドを利かせる、つまりヘッドスピードを上げるには、遠心力を使わなければならないのです。そのためには腕をうまくたたんで、体に巻き付けるようなコンパクトなスイングが必要になる。清原も松井も高校時代から、そういったコンパクトなスイングを身に付けていた。高校時代の大谷もそうです。けれども中村のスイングはそうではない。バットでボールをガツンとたたいているイメージ。松井や清原の高校時代と比べると、スイング自体も大きい。金属バットだから遠くに飛ばせる気がするのです」

■「ボールの見極めに甘さ」

 U18日本代表のメンバーに選ばれている中村はこの後、26日に千葉で合宿が行われているチームに合流する。「U18W杯に合わせて合宿でも木製バットを使うから改めてスイングの軌道や飛距離をチェックするつもり」とは前出のスカウトだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走