ハリルの本音は金銭闘争 W杯決定後“辞任示唆”会見の波紋
先月31日のオーストラリア戦を2―0でモノにし、ロシアW杯本大会出場を決めた日本代表。
消化試合となったアジア最終予選最終節のサウジアラビア戦(日本時間6日2時30分開始)は0―1の負け試合となったが、終わってみれば6勝2分け2敗(17得点.7失点)の勝ち点20。予選B組を堂々の首位通過である。
2014年8月に日本代表監督に就任したアギーレ監督(58)が「スペインのクラブ監督時代の八百長疑惑」によって日本サッカー協会(JFA)から契約解除を言い渡された15年2月の翌月、後任監督としてハリルホジッチ(65)が来日。「イレギュラーな形で日本代表を任され、それでも結果を出したではないか!」と自画自賛しながら、フン反り返っても文句は言われないだろう。
そのハリルホジッチ監督は、ピッチ外でも「JFA相手に仕掛けた戦いにも勝利した!」とはマスコミ関係者。
オーストラリア戦直後の会見でハリルホジッチ監督は「試合前に(自宅のあるフランスに)帰国しようと思った」とコメント。続けて「ワタシがここ(日本代表の座)から、出て行って欲しいと望んでいる人々がいるかも知れない。もしかしたら(日本代表監督に)残るかも知れないし、残らないかも知れない」と言い放ち、マスコミ陣との一問一答に応じないで退席した。異例中の異例の出来事を前出のマスコミ関係者がこう解説する。