6回連続W杯でも燻る「ハリル更迭&アギーレ再招聘」情報
埼スタで行われた2018年ロシアW杯アジア最終予選(8月31日)でオーストラリア代表と対戦した日本代表は、代表12試合目の22歳FW浅野拓磨(シュツットガルト)が前半41分に先制点を決めると、後半37分には代表3試合目の21歳MF井手口陽介(G大阪)が強烈ミドルでダメ押し点。2―0の完勝だ。
これで日本は、W杯最終予選の最終試合サウジアラビア戦(5日)を残して「最終予選B組の首位」が確定。98年フランス大会から積み上げてきた6大会連続W杯出場を決めた。
指揮を執ったハリルホジッチ監督は、試合後の会見場に意気揚々と姿を現すと思われた。ところが「サッカーとは無関係の個人的問題で(オーストラリアとの)試合前に日本を離れる可能性もあった」と話すと、質疑応答すら受けずに会見場から姿を消した。
■「中堅国にはミスマッチ」
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「こういう(見事な)勝ち方で決めたのだからロシア(W杯)までぜひやって欲しい」という公式コメントを残したが、そんなハリルホジッチ監督の手腕について元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏がこう言う。