暫定首位キム・ヘリム 「日本は正直なコース多い」の真意
【日本女子オープン 初日】
荒天のためスタート時間が大幅に遅れ、午後組の60選手がホールアウトできずに日没サスペンデッドになった初日。
雨の影響でグリーンが軟らかくなり、ボールがよく止まったため、タフな設定で知られる本大会にしては午前組に好スコアが続出した。
この日は初出場のキム・ヘリム(28)が7バーディー、ノーボギーの65で回り、暫定トップに立った。
キムにとって日本ツアー2戦目。7月のサマンサタバサ女子は「優勝するために来日した」と2日目にトップに立つと、ただひとり2桁アンダーの通算11アンダーまでスコアを伸ばして楽々と逃げ切った。3日間でボギーは1つだけだった。
「サマンサタバサの時の良い記憶があり、楽な気持ちでショットを打てたので全体的に調子が良かった。日本のコースは正直なコースが多く、いい印象がある。ここは正直なコースなので良いプレーをしていきたい」(キム)
「正直なコース」とは、いったいどういうことなのか? 韓国ツアーに詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏がこう説明する。