プロ最速初Vの畑岡奈紗は“日本3割”の未練を断ち切れるか

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【ミヤギテレビ杯ダンロップ女子 最終日】

 米ツアーを主戦場に戦ってきた畑岡奈紗が、今季日本ツアー4戦目で優勝した。64をマークした2日目に首位タイに並ぶと、最終日も65と2日連続のベストスコアで回り、2位に4打差をつける圧勝だった。

 18歳254日でのプロ初勝利は宮里藍(32)が持つ18歳262日を抜く史上最速記録だった。

 大会主催者と先ごろスポンサー契約を結んだばかりで、「ホステスプロとして頑張りたい」という目標を見事に果たしたわけだ。

 この優勝で畑岡には1年シードが与えられ、来季日本ツアー出場のためのクオリファイングトーナメント(QT)に出場する必要がなくなった。

 昨年同様に米ツアーQTに挑戦するか、が注目される。

「(米QTは)私だけで決められることではなく、両親とよく話し合ってから決めたい。(私の中では)米ツアー7割、日本ツアー3割。今シーズンは自分のゴルフがまったくできずに終わった。今日みたいなゴルフができれば、米ツアーでも戦えると思う」(畑岡)

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