結婚後初V 小平は二世誕生と米ツアー会員のどっちが先か

公開日: 更新日:

【トップ杯 東海クラシック】

「今回勝てれば、これから何勝もできるから大丈夫って、(妻の)美保が言っていました」

 ツアー通算5勝目を挙げた小平智(28)は笑顔でこう語った。

 15番のバーディーで首位の金亨成(37)とは2打差。その金が名物ホールの16番(パー3)で第1打をグリーン左下に落とし、まさかのトリプルボギー。「敵失」はあったにせよ、第1打を右に曲げた18番の冷静なプレーが勝利を引き寄せた。ティーショットの落下地点に行くとボールは「ラフにすっぽり入っていた」(小平)ため、第2打は無理せず池の手前に刻んだ。第3打はピンまで85ヤード。サンドウエッジでピン上1・5メートルへ。このパーパットを沈めて派手なガッツポーズを見せた。

 今回の優勝(賞金2200万円、通算8320万4213円)で賞金ランクのトップに立った小平は、優勝会見で今後の夢について語った。

「それより世界ランキング50位以内になりたい。そっちの方が明確な目標です。マスターズだったり、向こうの試合に出ることを目指している。海外の試合にスポットで出てポイントを稼いで、(米ツアー)最終戦の入れ替え戦に出られるのがベスト。それからPGAに出たいです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…