横審激怒 貴乃花親方の“妨害”で日馬富士の処分決められず
去る21日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に、横審の一人が匿名で登場。貴乃花親方を「己の目的のために横綱という宝を利用するのはいかん。(貴乃花親方は)今の協会を一掃して自分が理事長になろうとしている。今の協会が悪くて、現理事を一掃することが正義だと思っている」と糾弾していたが、貴乃花親方への不信は募りに募っているのだ。
それでも貴乃花親方が翻意する可能性は、限りなくゼロに近い。26日の千秋楽後に行われた部屋の打ち上げパーティーでは、「貴乃花部屋は叩かれようが、さげすまれようが、どんなときでも土俵に這い上がれる力士を育ててまいります。そのためには私自身も腰引くことなく、芋を引くことなく、真っすぐ向き合っていく」と決意を語っている。
■1月場所休場なら十両陥落
さらに貴ノ岩を1月場所も休場させる意向があるとも報道された。
当初は「頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」で11月場所を休場したと思われていた貴ノ岩だったが、協会の危機管理委員会の調査で「相撲を取ることに支障はなかった」と判明。診断書を書いた医師も、「あくまで疑い。さも重傷のように報道されて驚いた」と証言している。