女子ゴルフ韓国代表 圧倒していた日本に惨敗し涙止まらず
【ザ・クイーンズ】
日本、韓国、豪州、欧州の4ツアーの代表選手による対抗戦、ザ・クイーンズの最終日が昨3日に行われ、日本が2年ぶり2度目の優勝を決めた。
「勝ってホッとした。支えてくれたチームのみんなに感謝です」
そう振り返った主将の成田美寿々(25)を中心に鈴木愛、上田桃子ら日本代表は大喜びだったが、その横で涙が止まらなかったのは前年覇者の韓国代表である。
前日2日の個人マッチプレーでは9人中8人が勝利。2日間で2位・日本の倍にあたる24ポイントを積み上げる圧倒的な強さで優勝決定戦に進みながら、決勝で採用されたフォアサム(2人1組で1つのボールを交互に打つ)のルールに対応できず、日本に3敗1分けと惨敗した。
主将のキム・ハヌルは「韓国は個人の強さはあるが、集中するポイントが違うフォアサムで弱さが出た」と分析したが、優勝決定戦で獲得ポイントがリセットされるルールを知らなかった選手もいたそうで、その動揺も焦りを生んだようだ。