理事会で配布 貴乃花親方“自己弁護文書”のお粗末な中身
貴乃花親方(45)が20日の理事会で出席者に配布した文書の中身が明らかになってきた。
十数ページに及ぶその文書は、出席者が15分ほど黙読した後、回収されたという。
「文書はおそらく弁護士が作ったものでしょう。貴ノ岩はこう言っているという箇所がやたらと多く、執行部や危機管理委員会が発した言葉尻をとらえ、イチャモンをつけるような内容だったと聞いています」と、ある親方がこう続ける。
「要するに自分は巡業部長としての責任を果たしている、だから批判されるいわれはないという趣旨。どうやら鳥取県警から協会に連絡が入った時点で、自分は責任を果たしたという理屈のようです。執行部や危機管理委員会に報告義務があるとすれば、加害者の日馬富士であり、監督責任のある伊勢ケ浜親方だという言い分でしょう」
県警に被害届を出して公正な裁きを要求。県警から協会に報告があったのだから、あえて自分が話す義務はない。あとは加害者から話を聞いてくれというのだが、これで巡業部長としての務めを果たしたと胸を張るのはあまりにも強引ではないか。