苦しい白星発進 白鵬を悩ませるヒジ封印と土俵外での醜聞

公開日: 更新日:

白鵬にしてみれば、『今までヒジも張り手も大丈夫だったのに何で?』という心境でしょう。だから、今場所は手探りで新しいスタイルを模索しているところではないか。まだ慣らし運転にすらなっていない状況だけに、絶対に無理はしないはず。古傷の右足親指も痛めているから、『ちょっとしんどいな』と思ったら、あっさり休場してもおかしくない」(ある親方)

■まさかの途中休場も……

 土俵外では貴乃花親方(45)の猛烈な“口撃”にさらされている。

 弟子の貴ノ岩(27)が日馬富士暴行事件の被害者に。貴乃花親方の怒りはしかし、引退を余儀なくされた直接の加害者である日馬富士よりも、白鵬に向いている。

「貴乃花親方の狙いは今回の事件を利用して執行部を揺さぶること。そのためにも力士のトップに君臨する白鵬のスキャンダルを世に知らしめて八角政権にダメージを与え、自分が理事長のイスに座ろうと考えている」とは別の親方だ。

 週刊誌には「貴乃花 停戦条件はモンゴル互助会殲滅」「白鵬灰色の十番勝負を検証した」「貴乃花がタニマチに激白! 白鵬は別のガチンコ力士もぶっ壊した」(いずれも週刊新潮)、「貴乃花VS白鵬 八百長の真実」「貴乃花が激怒した白鵬の暗黒面」(ともに週刊文春)といった見出しが躍っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…