激励会が急きょ「部屋」単独に 貴乃花一門は完全崩壊寸前
それが日馬富士暴行事件から続く一連の騒動で自身に逆風と見るや、部屋のホームページやテレビ、週刊誌などを利用し、次々とメッセージを発信。本人は「これからも戦っていく」と話しているのは、イメージダウンを避けるためだろう。理事在職中に言いたいことを言わず、解任された後に「自分はこう思う」などと自身を正当化する言動が、周囲の親方をアキレさせたのだ。
さらに、親方衆の反感を買っているのが、「裏金顧問」こと小林慶彦氏とのつながりだ。小林氏は現在、協会から約1億6500万円の損害賠償を求める訴訟を起こされている。顧問在職中から協会の事務方を一手に握り、代理店関係者から500万円の裏金を受け取ってバッグにしまう動画も流出した。
貴乃花親方はそんな札付きの人物と関わりが深く、若手親方の中には「現役時代はファンだったけど、失望した」と漏らす者もいるほど。そうした自身の不徳が逆風になったことも否めない。
理事選以前からひびが入っていた貴乃花一門、もはや完全崩壊寸前だ。