激励会が急きょ「部屋」単独に 貴乃花一門は完全崩壊寸前
事実上の内部崩壊と言っていいだろう。
去る3日、大阪市内で行われた貴乃花部屋の激励会。主役となった貴乃花親方(45)はカラオケを披露するなど上機嫌だったが、そこには本来いるはずの親方衆がひとりもいなかった。
というのも、この激励会、当初は「貴乃花一門激励会」として行われるはずだった。しかし、会の冒頭で司会者が、「急きょ、『貴乃花部屋激励会』にさせていただきます」と説明。なぜ、一門ではなく部屋単独になったかは、最後まで明らかにされなかった。
スポーツ紙などの報道によれば、一門の親方衆に案内状は届いておらず、開催のアナウンスすらなかったという。過去には一門の垣根を越えて十数名の親方が激励会に出席した貴乃花一門に、いったい、何があったのか。
大相撲では本場所前の一門連合稽古が通例とされている。貴乃花一門も例年実施してきたが、これも今年は行われなかった。
ある親方は「一門の親方衆が貴乃花親方を見限り、貴乃花親方もそんな親方衆と決別したということではないか」と推察する。