早くも「内定」情報 本田圭佑が代表入りなら8年前に逆戻り
どんな選手が選ばれるのか、選ばれてほしいのか、ネット上ではかまびすしいが、少なくともこの男のメンバー入りは間違いない。メキシコでプレーするFW本田圭佑(31)である。
本来、西野新監督のモットーは、「3点取られても4点取って勝つ」という攻撃サッカー。しかし、アジアやJリーグでは何とかなっても、W杯本大会で通用するはずがない。たとえば96年アトランタ五輪。西野五輪監督は、グループリーグ初戦の相手ブラジルを徹底リサーチ。その上で「堅守速攻」で挑み、1―0勝利の「マイアミの奇跡」を演じた。
西野新監督と“同じ早稲田大サッカー部の2学年下”の岡田武史・元日本代表監督とは良好な関係性を保ち、岡田元監督が2010年W杯南ア大会で展開した「4人のDFの前に守備専門MF(アンカー)を置き、守りの比重を高めた上で攻撃は1トップ、左右両サイドのアタッカー3人だけが担当する」攻守分業サッカーを伝授され、大きな国際大会で勝つには「そこまでリアリストにならないといけない」と心酔しているという。そこでカギを握る攻撃陣3人の中で南アW杯ベスト16入りの原動力となった本田の代表入りが、内定しているというのだ。