森保ジャパン「W杯初8強入り」の条件とは…世界最速&代表史上最速で本大会切符も、課題だらけ

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 森保ジャパンが8大会連続8度目のW杯出場を決めた。参加45カ国中、最速での本大会切符である。

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 勝てばW杯出場が決まる昨20日のバーレーン戦。埼玉スタジアムの重い空気を切り裂いたのは、0-0の後半21分だ。FW上田綺世(26)の縦へのパスを受けたMF久保建英(23)が、中央に走り込んだMF鎌田大地(28)にラストパス。GKと1対1になったところを右足で叩き込んだ。同42分には久保が角度のない場所から左足を振り抜き、貴重な追加点を奪った。

 日本代表史上最速で本大会出場を決めた森保一監督(56)は「みなさん、おめでとうございます! W杯、みんなで戦いましょう!」と絶叫した。

 森保ジャパンの目標は、日本初の「8強」入りだ。折しもこの日、バーレーン戦開始の7時間前、東京・世田谷でJFAとトヨタ自動車によるイベントが行われた。JFA宮本恒靖会長と2002年日韓W杯の指揮官であるトルシエ元監督によるトークセッションでトルシエ元監督は、「世界にはW杯優勝を狙える国が10ある。日本のFIFA世界ランクは15位。最低限の目標としてベスト8」と話していた。「ベスト8」入りするための条件は何か。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。

「日本の最大のストロングポイントは<サイドアタッカーの充実ぶり>です。バーレーン戦に先発した左サイドMFの三笘薫(27)、右サイドMFの堂安律(26)以外にも中村敬斗(24)、伊東純也(32)、前田大然(27)、旗手怜央(27)にこの日、シャドーとして先発した久保と南野拓実(30)もサイドアタッカーをこなせる。彼らは欧州各国リーグで日常的に揉まれ、欧州CLやELを通して経験値をさらに高めている。日本の攻撃の生命線であるサイドアタッカー陣が持てる力をフルに発揮することが、ベスト8入りの条件になるでしょう」

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